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朝日新聞 2006年5月8日(月)
次は団塊ジュニア党
菅氏、支持層拡大へ設立準備
民主党の菅直人代表代行が「団塊ジュニア党」(仮称)の設立を目指している。すでに緩やかなネットワーク「団塊党」を立ち上げ、この世代の地域活動参加を支援しているが、今度はその子どもたちの世代を対象に、政治や社会への参加を促す。党勢拡大にもつなげたい考えだ。
4月の衆院千葉7区補選が終わった後、菅氏は「次の一手は団塊ジュニア世代」と何度も口にしている。この補選では民主党が勝ったものの、団塊ジュニア世代を含む20〜30歳代の支持が低かったのが理由の一つだ。
ニートにフリーター、少子化問題。菅氏はジュニア世代を「現代社会の様々な問題の当事者だ」という。菅氏に呼応した千葉県市川市の高橋亮平・民主党市議(30)を中心に、団塊ジュニア党のアイデアを練っている。この世代の議員を増やすプロジェクトのほか、年金や子育て、教育問題などについて団塊の世代とともに政策提言をまとめることなどを検討中だ。
菅氏は「非正規雇用の待遇の悪さが、将来を見通せなくして少子化を招いている」とし、民主党内のジュニア世代の議員にも呼びかけ、同一労働で同一賃金を保証する法案の提出も探っている。
時事通信 2006年5月13日(土)
次は「団塊ジュニア党」旗揚げ
=70年代前半生まれに照準―民主・菅氏=
団塊世代の社会参加を支援している菅直人民主党代表代行が、一九七〇年代前半生まれの世代を中心とする新たな「団塊ジュニア党」の結成準備を進めている。若者の社会運動や政治への参加を推進するが狙い。二〇〇七年の参院選をにらみ、都市部での若い支持者や無党派層の拡大、さらに候補者発掘の思惑もありそうだ。
「団塊ジュニア世代はフリーターや晩婚、少子化問題などの当事者に当たる。当事者自信が議論したり行動したりすることを期待している」。菅氏は十一日の記者会見でこう語り、すでに活動を始めた「団塊党」に続いて、ジュニア党を旗揚げする考えを示した。今月中に準備会をつくり、来月にも発足させたい考え。
菅氏の意を受けて設立準備の実働部隊を担うのは千葉県市川市の高橋亮平市議(三十)。高橋氏は若手の地方議員や経営者らに参加を呼び掛け、少子化や子育て、同世代の抱える問題をテーマに政策を提言するほか、ネットワークを広げる催しを行う予定。団塊党との討論会も検討している。
菅氏としては、団塊党やジュニア党を、昨年秋の衆議院選で惨敗した都市部で与党に対抗するための拠点としたい考えで、「労働組合や個人後援会に代わる新たな支持基盤になるかもしれない」との期待もある。ただ、周辺からは早くも「市民運動家出身の菅氏らしい発想だが、団塊ジュニア世代だけでは組織化は難しい」との冷めた声も出ている。
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