6月1日(水)
今日は、朝から会派勉強会があり、行政側から6月議会の説明が行われました。
今回の注目議案は、議案6号の「市川市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部改正について」になりそうです。
市川市の「指定管理者」に関しては、様々な問題で議会でも荒れた経緯があります。
昨年の6月議会で指定管理者の指定に応募が1社の場合、実質、随契のような形となり透明性がなく、市民の不信を招く可能性があるとして指摘し、民生経済委員会でも議論が行われ、委員長報告では「今後の募集にあたっては、競争性・公平性・透明性を発揮させるために、仕様書に、1社になった場合は再募集する、との項目を設けるなど、何らかの対策を考えたい」とありました。
こうした中で、昨年9月議会に、行徳第2保育園の指定管理者の候補者選定では、1社しか応募がなかったにも関わらず議案として提案してきました。
1社のみの応募の場合、再募集すべきだという我々に対し、理事者側は、なかなか認めたくなかった様ですが、結果的には、こちら側の主張がほとんど反映される形で決着が付きました。
その後、ここでの約束通り、「指定管理者」に関する指針が作られ、例外中の例外を除いて、1社の場合、再募集するという結末を見ました。
こうした、様々な議論があったにも関わらず、今回こうした議論と経緯を、全く無視して、「一団体選定が出来るよう」条例改正をを行いたいと議案が上がってきたのです。
詳しくは、議場でやることになりますが、議会や議論の積み上げを無視した今回のようなやり方は、取り下げでもしないと、議会の捕らえ方を含めた大きな問題に広がって行きそうな気がします。
|
6月2日(木)
今日は午前中、地元の幼稚園に顔を出してきました。
以前より、幼児教育や、育児の問題は、議会でも質問するなど、次世代育成は重要なテーマだと位置付けてきました。
3歳児から3年保育が主流になってきましたが、3歳児にもなると、色んな事を学びながら、同世代のお友だちたちと少しずつ人間関係とコミュニティを形成している様を見て、色んなことを感じてきました。
幼児を取り巻く環境改善の問題は、様々ありますが、こうして日々成長していく子どもたちを見ていると、何よりこの子どもたちを中心にして考えていかなければと思います。
机上論ばかりでなく、今後も現場を見、感じながら、対応していきたいと思っています。
午後からは、以前から日記にも書いている、全国若手市議会議員の会の会長選挙に向けた政策やビジョンの具体化につとめました。
関東が一丸となって、なんとしてもこのグループを画期的なものへと改善していきたいと思っています。
|
6月3日(金)
今日は、友人である田中淳一くんが社長を務めるNeO REALITYの設立5周年パーティに出席してきました。
民主党千葉県青年委員会を設立した当初に、先日県議会議員に当選した花崎広毅県議と、若年層の政治参加を進めるためには、政治家だけではなく、ベンチャーなどで活躍する企業家など、同世代で活躍してる他分野の人も巻き込んでいかなければならないと意気投合し、紹介してもらって以来の付き合いです。
青年委員会では、現状ではまだまだ、政治分野の人たちとの交流がメインになってしまっていますが、今後は、さらに色んな仕掛けを作っていく中で、こうした同世代で活躍する人たちとの交流も積極的に行っていきたいと思っています。
|
6月4日(土)
先日から、お話をしていますが、所属する全国若手市議会議員の会の会長選挙に向けての準備を進めています。
全国若手市議会議員の会は、35歳までに初当選をした45歳までの全国の超党派の議員によって構成されており、現在会員数は250人の組織です。
結成当時、まだ若手の市議会議員が限られていた頃、志を持った若手の議員たちが作った組織だと聞いていますが、私が入会して以来、3年間は、毎年一回総会を行っているだけになってしまっています。
若手の超党派の議員のネットワークを創るというだけでも価値があるのかもしれませんが、こうした個人がつながるということに留まらず、地方主権の流れの中でのこれからの地方政治や議会のあり方、についてしっかりと提示できる存在でありたいと思っています。
昔を振り返れば、若手の世代が政治の中心を担って、改革を行っていた時代もありました。
半人前、未熟な存在としての若手ではなく、既存に捉われることなく、未来に責任と当事者性を持って、新しい政治を創っていける存在でいなければと思っています。
若いからできること、超党派だからできること、市民の皆さんが期待しながら政治に対してあきらめてしまった、本来あるべき政治も、こういう集まりだからこそ出来ることもあるのではないかと思っています。
|
6月5日(日)
今日は、日曜日だっていうのに、朝から市役所によって、会派代表として質問に立つ、明日の全員協議会の準備をしていました。
お昼からは、民主党千葉県青年委員会の役員会に参加し、とくに6月19日投票の千葉市長選挙に向けての活動について話し合いました。
今回の千葉市長選挙については、単純に選挙応援というだけでなく、準備期間の段階から協力してきました。
いよいよ選挙告示となり、限られた時間しかなくなりました。
6月議会と重なったスケジュールの中で、市議会議員たちの協力は時間的にも難しいですが、できる限り協力していきたいと思います。
夕方からは、実際に千葉市内で遊説のお手伝いを行ってきました。
|
6月6日(月)
今日は、市川市議会の全員協議会が行われました。
今回は、昨年の9月議会の補正で債務負担行為を行った「広尾防災公園(仮称)」の47億円2千万円のうち、用地取得に使った33億円以外の土地造成費に使う予定だった14億2千万円が大幅に小さくなるということから議会への説明も必要と開かれたものでした。
当初は、家屋等解体工事費と土壌汚染対策を一括で行う予定でしたが、まちづくり交付金をもらうためのタイムスケジュールの問題と、当初想定していなかった工場の上物が鉄をはじめとした有価物であったため、有価物の購入と家屋等解体を一緒なら無料でやってもいいという業者が現れたことなどがあって、市は、家屋等解体工事費と土壌汚染対策を別に対応することとしました。
こうした対応の仕方や、業者選定の方法、債務負担行為の必要な額などが大幅に変わったということが、今回の出来事なのですが、この中で、論点となったのは、こうした対応の変化が起こったにも関わらず議会への報告を怠り、議員からの要望の中で結果的に全員協議会に至った経緯から議会軽視との指摘がありました。
また、今回の場合、土壌汚染対策費の6億円以外の家屋等解体工事費7億5千万円が大幅に減り、今回の公募型一般競争入札の最低保障価格が10万円であることから、当初の見積もりの悪さと計画のなさが指摘されました。
また、実際に追求していると、当初は、地価の杭も全て抜き、更地にする計画だったにも関わらず、今回の工事には、GL上の工事だけで、杭などの撤去は含まれていない他、アスベストについてもまとめるだけで、撤去費用は、含まれていません。
こうしたことから、さらに土壌汚染対策費の6億と今回の工事以外に、一体いくらかかるのかと質問しても、一旦は1,500万円という数字が出てくるも、結果的には見積もりできていないどころか項目も把握していない。
挙句の果てには、土壌汚染対策についても6億円以上になるかもしれないと言う。
最終的な結論は、債務負担行為の上限の残りである14億2千万円の範囲内で調整したいという始末。
協議会のはじめには、「議員の皆さまの説明にも不備があり・・・」などと言ってはいたが、市民の税金を使っているという自覚があるのか!と指摘したいと思うほどお粗末なものでした。
振り返ってみると、そもそもこの土地の取得自体が、義務教育機関をはじめとした行政サービス施設の整備が遅れている広尾地域の人口が大型マンションの乱立に伴い急増している現状を抑えるために、マンション建設の規制条例では抑えきれなくなり、市が用地取得をせざるを得なかったというものでした。
「マンション建設止めなければ」⇒「用地取得せざるを得ない」⇒「お金がない」⇒「国交省のまちづくり交付金が使える」⇒「防災公園作ろう」という構図。
その結果、「マンション業者に買われる前に早く用地取得しなきゃ」⇒「まちづくり交付金もらうために早く更地にしなきゃ」となって様々な問題が生まれたわけです。
こう考えると、単に見積もりが甘かった、計画がなさ過ぎるだけではなく、行政対応として、これからは考え直さなければならないことが多くあるのではないかと思います。
こうした部分まで、20分の限られた質問時間ではありましたが、会派の代表として、厳しく指摘しておきました。
|
6月7日(火)
今日は、一般質問通告の締め切りだったので、朝から市役所に行ってきました。
質問したいことも多くなってしまって、浅く広くの質問にもしようかと思ったのですが、結局3点に絞りました。
6月議会で質問する予定の内容は、「特区制度などの活用を含めて、政令市や中核市を目指すことについて」、「様々な政策における地域区分を一元化することについて」、「パイロットモデルを作ることなど、先進的な教育行政をおこなうことについて」です。
いずれも、中期的な視点から、地方主権化の中で、市川市を進めていく方向について、提案できればと思っています。
詳しくは、議場の質問の中で行いますが、現行法制下で財源や権限を委譲するためには、政令市になることが一番効果的だと考えています。
また、市町村合併が言われる中ではありますが、地域住民の力を活用することが、教育分野でも福祉分野でも言われ、コミュニティの活用が不可欠だとされている中で、地域自治の拠点もコミュニティレベルまで落とし込む必要性を感じます。
一方で、地域のコミュニティ区分は、政策によって様々なのが現状です。
こうした地域区分を一元化することの重要性を感じるのです。
最後に、閉塞的な社会状況の中で、今の状況を打開していくためには、やはり将来を担った教育の発展を除いてないのではないかと思います。
ブレアが就任演説で「education education and education!」と言ったと聞いています。
文教都市と言われる市川ならなおのこと、教育を最も重要な政策に打ち出していくべきではないかと考えます。
こうしたことを思いながら、具体的な提案を持って、質問に立っていきたいと思います。
|
6月8日(水)
いよいよ今日から6月議会が開会しました。
当選から2年が過ぎ、今回は、議長をはじめ、副議長、監査・・・様々な役職人事が行われます。
そんな中、初日の今日は、議長は、ほぼ想定通り保守系の議員に決まりました。
しかし、保守系のみなさんの中での調整は難しいらしく、それでもだいぶ時間がかかっていました。
議員の本分は、こうした役職とは違うところにあると思いますが、まだまだこうした部分に生甲斐を感じている議員も多いようです。
2年前、議員になってはじめての定例議会では、議会を開会しては、すぐ休憩、また再開しては、また休憩という流れの中で、自分の会派とは関係のない所で、何が行われているのか分からない部分も多かったのですが、今回は、色んなところから情報も入り、状況が見えている中で進んでいったので、印象もだいぶ異なりました。
少数会派ということで、自分たちの会派から議長や副議長を選出するのはなかなか難しいのですが、それでも他会派との枠組みを作るようしかけることで、それなりに自分たちの思いを反映することも出来ます。
数的バランスから考えれば、保守系からしか役職は取れないはずなのですが、我々の仕掛けの成果か、副議長選出は、大荒れに荒れ、本来17時には終わるはずの議会が、結局終わったのが20時近くでした。
その後、若手市議会議員の会のことで、関東ブロック会長と新宿でMTGを行いました。
|
6月9日(木)
議会、2日目、今日は、朝から副議長選出でした。
保守系の中では、想定外の部分まで、我々が枠組みを作ってしまったことで、結局、当初保守系が予定していた候補を引き摺り下ろして、副議長が決まりました。
勿論我々が、役職を取ったわけではありませんが、こうした部分でも、独善的な運営は出来ないぞというけん制にはなるのかなと思います。
市川市は、他市に比べると、保守系も含め比較的民主的な運営がなされていると思いますが、さらに民主的な運営がなされるように勤めること、また、自分たちが本当に協力が必要な際に協力してもらえるよう、役職で貸しを作っておくということなのかもしれないとも思います。
今回の役職取りでは、審議会にも引き続き入りたいものには入れたし、それなりに思っていたことが出来たのではないかと思います。
ただ、一方で、こうした人事が絡むと、議員の本性も見えてきます。
やっぱり議員は嘘つきですね(笑)。
誰が信用できて、誰が信用できないかも分かる良いフィルターにもなってます。
|
6月10日(金)
今日からようやく議案審議に入りました。
今回の注目議案は、大きく2つだと思っています。
1つは、私も質問する予定の、議案6号の「市川市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部改正について」、もう一つは、議案3号の「市川市住民基本台帳の一部の写しの閲覧に係る事務の適正な運用に関する条例の制定について」です。
6号に関しては、明日質問なので、明日触れるとして、3号について少し書いておこうと思います。
この3号は、用は、住民基本台帳の閲覧を使って、ダイレクトメールを発行したり、名簿業者が名簿を作ったりすることで、市民にとって大きな問題となっているということが背景にあります。
個人情報の保護に対する意識が高まる中で、市川市でも市民から苦情や要望が多数寄せられています。
こうした中で、閲覧請求者のハードルを高くする他、閲覧に対して規制をかけていくことで、制限していこうという趣旨の条例です。
このことは、国会でも民主党を中心に検討されていることもあり、また、メディアでも報道されたこともあって、市川市と浦安市で本議会に提案されたことがずいぶん注目されました。
現行法令との整合性など、まだまだ確認しなければならないこともある条例案だとは思いますが、国政でも規制していく方向性の中で、こうした条例案が出たことで、議員提案の条例を作りたい他市の議員たちにとっては、絶好の機会になりました。
私としては、こうした国の制度としては、まだ整備されていないいわゆるグレーゾーンに対して、地方に制度を先に作ることで、地方から中央に逆提案することは、これからの地方分権化の中でとても重要なことだと考えています。
そうしたこともあり、今回のこの条例案に対しては、議会の中では、とくに動きませんでしたが、他市の議員に対して、条例案の資料を作って、議員提案しないかとずいぶん動いてみました。
これまで、若手のネットワークをはじめ、全国に超党派の議員の知り合いが出来たので、関心を持ってくれる議員は、結構いました。
実際にどれくらい議員提案になっていくのかは、分かりませんが、今後もこうしたことも積極的に進めていきたいと思っています。
|
6月11日(土)
今日は、朝から地元子ども会の定例会に参加しました。
自治会との関係も良好な関係になり、育成会のお母様方とも色々コミュニケーションが取れるようになってきて、良い状態です。
活動や定例会の出席者もかなり多くなってきて、活発に活動しています。
まだ、例年の活動を行っている段階ですが、子ども会の存在意義の確認なども含め、大きな改革が必要だと思っています。
少なくとも会長任期の間に、市川市内のモデル子ども会になるべく頑張っていこうと思います。
日中は、選挙前からお手伝いしている千葉市長選挙に青年委員会として参加する予定でしたが、議会の準備など、議会対応が慌しくなり、今日は不参加となってしまいました。
|
6月12日(日)
今日は、午前中から千葉市内に入り、市長選挙のお手伝いを青年委員会として行ってきました。
新聞の中間予測では、現職を猛追しているという評価で、折り返し地点では、なかなかの位置につけられたのではないかと思います。
議会中ではありますが、後半戦の追い込みでもできる限り協力していきたいと思っています。
今回の選挙においては、事前のマニュフェスト作りから関わり、青年委員会としては、本当に選挙の核として活動できているのではないかと思います。
しっかりと勝利することで、さらに党内での青年委員会のプライオリティを高めていきたと思います。
今日は、千葉には、田中康男長野県知事が応援に入りました。
田中知事とは、前々回の参議院選挙の際、投票率向上を呼びかけるため、「選挙に行こう勢!」という運動を行ったときにご一緒しました。
この投票率向上運動の代表が田中知事で、学生若者代表が私でした。
立場が議員になって久しぶりにお会いして、当事のことを思い出しました。
|
6月13日(月)
連休をあけて、議会が再開されました。
休みの間も、結局選挙などで出ずっぱりで、休めていないまま再び議会突入です。
今日は、いよいよ議案6号の質疑に立ちました。
詳しくは、また、議会報告に載せますが、大きく一つは、指定管理者制度のこの手続条例が2月議会に提案されてからこれまでの議会での経緯が反映されていないことを指摘しました。
とくに、これまで、公募して一社しか応募がなかった際に「再募集」するということに関して、議会が半日空転したり、答弁をめぐって部長が陳謝するなど様々な事態が起こる中で、進んできた経緯があります。
再募集するとなった根拠が、「透明性・公平性・公正性」だったにも関わらず、これが、もっと求められない一団体選定という制度が、条例改正として上がってきたことにについて指摘しました。
また、これまでの議会の中で、指定管理者制度は、システムとして整備するためには、規則や指針も必要であり、同時に準備した上で議論することを指摘してきたにも関わらず、今回、条例だけの提示で、また、指針については、あとで作成するとしている点についても指摘しました。
今回の条例提案においては、指針のとの整合性もなく、今後の指針についてもまったく準備や想定もなく、特例であることを強調しながら、何をもって特例にするのかという基準もなく、悪用しようとすれば、全てが特例になってしまうようなザル条例になってしまう恐れもあります。
契約については、市民の皆さまが最も気にしているのは、汚職などがおきない制度なのかという点ではないかと思います。
随契などですら、不安視される中、あえて不透明な随契のようなシステムをつくる必要があるのでしょうか。
随意契約は、コストの視点でしか業者選定が出来ない入札制度に対して、コスト面以外の視点からの選定のために出来た制度だと認識しています。
しかし、指定管理者制度というのは、もともとコストパフォーマンスだけでなく、むしろ施設の設置目的を最大限に発揮するなど、市民サービスのレベルを上げることを第一の視点として選定できる仕組みだと思っています。
であるなら、あえて不透明な一団体選定が必要なのか疑問です。
むしろ、政策に対するアウトカムのように、施設に対する設置目的(≒アウトカム)を明確にし、それを達成するための指標をアウトプットとして設定することで、それを最大限にする指定管理者を選べる評価基準をつくることが出来れば、一団体選定の必要はないと考えます。
地域活性やこれまでの市との関係性、実績などを理由に挙げますが、こうしたことが、アウトプットとして必要なら、評価基準に入れればいいことです。
その業者にすることが重要なのではなく、重要なのは、その団体が持っている要素です。その要素がさらに高い団体があれば、高い団体を選ぶべきであり、より市民サービスの水準が上がる可能性があるなら、幅広く求めるべきだと思います。
|
6月14日(火)
今日は、昨日に引き続き、委員会が開かれました。
昨年までは、環境文教委員会に所属していましたが、2年間の任期を終え、本年度から民生経済に所属することになりました。
今日の委員会の焦点は、何と言っても指定管理者制度についてです。
議案6号の指定管理者制度の手続条例の改定については、総務委員会に付託されましたので、議論することができませんでしたが、具体的な設置管理条例である9号〜14号は民生経済委員会への付託だったのこの部分の議論となりました。
議案9号の「市立保育園」や議案10号の「放課後保育クラブ」などついては、一団体選定なのに、11号の「市立母子生活支援施設」12号の「市立養護老人ホーム」13号の「老人デイサービスセンター」14号の「保健医療福祉センター」などは、公募で行うということから、一団体選定とする理由についての指摘を行いました。
厳密には、今回の議案は、設置と管理についてだけの議案なので、選定方法、募集内容や募集方法については、含まれていないのですが、次に指定管理者の指定の段階で上がってきた議案では、すでにこうした議論を行う場もないことからの指摘でした。
議場での質疑でも、さんざん指摘しましたが、指定管理者制度は、新しい制度ということもあり、システム自体が、まだまだ整備不十分です。
こうしたこともあり、行政(市)の直営の方が良いのではないかという意見や不安要素についても具体的な指摘がずいぶんなされました。
委員会の中で私は、政策についてのアウトカムと同様に、施設については、施設の設置目的というアウトカムがあるべきで、これに対して判断する数値評価基準があって、この基準で直営と民間活力の活用それぞれの評価から、民間の力を使った方が良い事が出て、はじめて指定管理者制度を活用するという判断になるのではないかと言ってきました。
これができていないと、指針にある「設置目的を最大級にする」という表現を見ても、また、指定管理者制度の前提である「直営で行うのと同等以上のサービス水準を確保する」という考え方をみても、どのように判断したのかということになってしまうのではないでしょうか。
マネー換算によるコストパフォーマンス。
そんなものだけで判断しているのだとしたら、この先の行政のあり方自体を考え直さなければならなくなります。
こうした点についても、ぜひ、市民の皆さまにもしっかりと目を光らせて頂ければと思います。
|
6月15日(水)
県民の日の今日は、あいにくの雨となりましたが、議会も委員会が昨日までに終わり、委員長報告作成日となりました。
今議会中は、千葉市長選挙に重なってしまったことで、土日が取られてしまった上、全国若手市議会議員の会の会長選挙に関東ブロックの代表として出ることになったことで、その準備があり、また、11月には、市川市の市長選挙を向かえるにあたって、議員として行政の評価もしていかなければなりません。
休みと言っても、やらなければいけないことだらけで、睡眠時間を削って頑張っています。
|
6月16日(木)
休みを挟んで、また議会が再開されました。
各委員長報告の後、議案の採決が行われました。
問題の議案6号の「市川市公の施設の指定管理者の指定の手続きに関する条例の一部改正について」については、同じ会派の議員が、総務委員会の中で、だいぶ指摘したこともあって、委員長報告の中で、「委員会の総意として『議会軽視にならないために、条例、規則、指定管理者制度の運用指針については整合性を図り、その結果を速やかに議会に報告すること』を、理事者に対して、強く要求した次第であります。」と報告されました。
そういう意味では、総務委員会は指摘した上で可決という立場を取りました。
しかし、この6号の問題点は、何だったのかを考えなければいけません。
条例と規則と指針の整合を取るのは当然のことであり、議会に報告すれば議会軽視にならないというものでもありません。
これまでの議会の中で、公募して一社しか応募がない場合、再募集すると決めた理由は、透明性・公正性・公平性でした。
なぜ、さらに不透明で不公正で不公平な制度が通るのでしょうか。
また、常に事後、事後での対応だったことが指摘されてきたにも関わらず、これだけ不備のある議案が出てくるんでしょうか。
議案質疑では、取り下げまで求めましたが、この判断は、今でも正しいと思っています。
委員会で、会派の議員が賛成してきてしまったので、反対に回ることまでは、できませんでしたが、改善が見られぬまま、賛成に回ることができるわけもなく、退席することにしました。
議員になっても、意見が通らないこともあり、まだまだ正しいことが正しいと判断されない政治現場ですが、自分だけは、正しいと思う立場を貫いていきたいと思います。
|
6月17日(金)
今日は、昨日から始まった一般質問が引き続き行われました。
議会終了後、全国若手市議会議員の会の会長選挙に向けての、関東ブロックとしての進め方についてのMTGを新宿で行いました。
現関東ブロック会長の塩山(山梨)市議と、関東ブロック相談役の横浜市議との打ち合わせでした。
地方主権社会に向けて、地方自治や地方政治はどうなって行くべきか、地方議員は何をすべきかといったことや、そもそも超党派の若手市議たちが、何のために全国中から集まったのかについて指摘しました。
時代を振り返れば、20代30代が時代や国を動かしてきたこともあります。
若年というフィルターに守られる「ままごと」ではなく、むしろこれからの地方のあり方や政治のあり方を提示し、自分たちが時代をリードする存在でありたいという想いを伝えてきました。
政治不信と言われる時代ですが、こうした時代だからこそ、大きなビジョンを示し、実践することが、大切なのではないかと思います。
今回の選挙に勝つ、負けるということではなく、少なくともこうした想いとビジョンを、全国中の同志に広め、市民、国民の皆さまの期待を背負える存在になるべく、色々な仕掛けを創っていこうと思います。
|
6月18日(土)
今日は、関東若手市議会議員の会の総会が、拓殖大学で行われました。
また、総会に先んじて役員会も行われました。
両会通じて、一番の議題は、全国若手市議会議員の会の会長を関東ブロックで取って、しっかりと会を活性化していこうというものでした。
この間、今年は、関東ブロックで全国会長を取るのをあきらめて、次年度以降に確実に取ろうという案や、すでに立候補している四国ブロック共々一度下りて、候補者を差し替えて、関東ブロックで取ろうなど、いくつか案も出ました。
しかし、会員の皆さんのほとんどが、「全国若手市議会議員の会の活性のためには、高橋を会長にすべきだ」とまで言って下さいました。
若手とは言え、すでに政治家なのか、これまでの全国若手市議会議員の会会長は、会をどのようにしていきたいということより、その役職を取るということに意味があったような気もします。
昨日も書きましたが、今、まさに政治や社会の仕組みをどのようにしていくべきなのかが問われているのではないかと思います。
冷戦を終え、イデオロギー論争必要性も薄くなり、国というカテゴリーで、物事をとらえるよりも、もっと多角的にとらえなければならなくなったとも言えるのではないでしょうか。
また、政治や世の中の仕組みに対する考え方にも変化があるように思います。
これまでの中央集権を支えてきたものの一つに、市民・国民の皆さまが個々の生活に追われる中で、政治については指導者に任せることで、社会構造を成り立たせてきた状況があったのではないかと思います。
しかし、経済の発展により、一定の生活水準が保たれ、経済絶対主義も崩れてくる中で、個々がより豊かに生きるということについて考え始めたのではないでしょうか。
こうした中で、市民の皆さまの中には、自分たちの暮らしをより良くしていくことに対し関心を持ち、なるべく自分自身携わっていきたいと思う人も出てきたように思います。
ただ、一方で、現状の「政治」にはすでに信頼はなく、むしろ政治が暮らしや社会を改善するとすら思っていない部分があるようです。
こうした状況の中で、市民・国民の皆様の想いを感じながら、社会の仕組みを創っていかなければなりません。
その一つの方法として、市民の皆さまの声をできるだけ近くで聞き入れることができるコミュニティや地方を中心にした政治のあり方があるのではないかと思うのです。
従来のような中央集権による政局中心の政治ではなく、市民の皆さま主体のビジョンと政策によって、何がどうよくなるのかというリアリティを持っての政治を行えば、市民の皆さまは、逆に関心を持ち、協力してもらえるのではないかと思っています。
こうした政治状況をつくるためには、実際に地方において主権が担える行政と政治を創り上げていかなければなりません。
また一方で、国政によって地方分権の仕組みをつくらなければならないわけですが、現実、中央と呼ばれる国政と官僚に任せて、彼らの権限を減らし、移譲する分権化が進むとは思えません。
だからこそ、現場である地方が一体となって、地方主権、市民主権の新しいビジョンを示し、実現に向けて働きかけていくことが、大切なのではないかと思うのです。
話は戻りますが、こうした中で、明日の政治を憂い、志の高い全国の若手市議会議員たちが、超党派で大きな目的を共有しながら、社会に対してうったえていくことに、大きな可能性を感じるのです。
新たな社会構造を見据え、政治システムの改善をむしろ若手が中心となって仕掛けていくこともできるのではないかと思います。
もちろん、世代に固執つもりはありませんし、社会構造の中で、老壮青のバランスを取ることの重要性を感じています。
少なくともしがらみがなく、将来に対する責任の取れる世代はという意味です。
また、市民の皆さまの世論に対しても、しっかり共感が頂ける事を意識しながら、政治家、市民の皆さまが一体となった、良い意味でのカクメイを起こして行きたいと思います。
今日は、夜、民主党千葉県第5区総支部の会議もありました。
色々なことを考えさせられますが、時期とタイミングをしっかり見極めながら、仕掛けていこうと思います。
|
6月19日(日)
今日も議会はお休みです。
先日から日記が長くなってしまったため、書き逃していた地元のことを記しておこうと思います。
今年から地元の子ども会の会長になったことは、すでにお知らせの通りですが、その子ども会を中心に、月2回、地元の防犯パトロールを行っています。
これまで、4月12日、26日、5月11日、25日、6月16日と5回行ったのですが、メンバー10名程度でおそろいのジャンバーとタスキをつけて、防犯を呼びかけると共に、危険はないかとパトロールを行っています。
実際に危険な状況には居合わせたことは、まだありませんが、とくに子どもたちを持つ親としては、子どもの安全の確保は、心からの望みです。
こうした安心や安全については、これまでは、警察をはじめ公の対応で確保されていました。
しかし、現実には、こうした公の対応だけでは、まかないきれない状況が出てきています。
また、防犯以外での対応も含め、行政や公に任せるのではなく、当事者である市民の私たち一人ひとりが出来ることは、自分たちで対応することが大切であり、またそうした機運も出てきているように思います。
例えば震災対応、阪神大震災、最近では新潟中越沖地震の際にも、最も活躍した人たちの一つが、地域のボランティアや自治会だったと聞いています。
「大変な時は隣人と助け合う」こうした取り組みは、本当に心が暖まります。
ただ、こうした災害も、いつ自分たちに起こるのかわかりません。
今後30年以内に、マグニチュード7の首都圏直下型地震が、起きる確率は70%だと言われる中で、常に準備をしていかなければなりません。
地域福祉や教育への地域の協力などが盛んになり始めました。
行政や政治側からの大きな住民参画の枠組みの改革も必要ですが、一方で、市民の一人として、今、何が出来るのかお考えながら近くの方々とともに、小さなことでもできることを実践していくことの重要性を感じます。
夜、千葉市長選挙の結果が出ました。
おくの総一郎84,933票。
11,727票足りず惜敗でした。
|
6月20日(月)
今日は、連休を挟んで再び議会が再開です。
引き続き一般質問が行われました。
夕方からは、民主党千葉県青年委員会の総支部担当者会議に参加しました。
主な議題は、昨日投票となった千葉市長選挙についてでした。
青年委員会は、今年、選挙協力を重点事業とし、この活動を通じて県連内などでのプライオリティを上げていくことを目指しています。
今回の選挙は、これまでと違い、事前からかなりコミットしました。
候補者を民主党が推薦を決めた直後からマニュフェストを作ることを提案し、実際にマニュフェスト作成においては、むしろ青年委員会が中心になって行いました。
政策ビラやマニュフェストの配布、街頭や駅頭遊説など、弁士としてはもちろん。実働部隊としても働きました。
そういった意味でも新たな試みを行った選挙でした。
今回の選挙は、県議の脱税問題、個人情報露営の問題など、メディアにも取り上げられた問題を抱えた中で、また、財政状況が低迷する中での財政再建も一つのテーマでした。
こうした状況の中、現職市長に対して、建設業者などの指示を受けた助役が挑み、後発で民主党・市民ネット推薦が追うという展開でした。
保守の一定層の期待を集めていた助役が、マスコミの中間調査で3着であることが分かると崩れ、様子見をしていた保守層の方々が、一気に現職に動いたと言われています。
結果だけ見れば、共産が出なければなどの意見も含め、様々なことを言う方もいらっしゃいますが、決断するタイミング、準備なども含め、まだまだ民主党の自力が足らないのかなぁと思う部分もあります。
選挙区外ということもあり、できることにも限りがありましたが、4年後までには、しっかりと首長を取っていく力をつけて、各地で誕生させていきたいものです。
|
6月21日(火)
今日も引き続き、議会が開かれ、一般質問が行われました。
仕事は、とくに問題ない一日でした。
一方で、私ごとですが、本日、子どもが生まれました。
予定日は、あと20日ほど先だったのですが、陣痛が起きてしまい、緊急手術で帝王切開での出産でした。
昨年の夏に入籍し、妻と子どもたちと過ごしてきましたが、今日から家族が6人になり、より一層強く結ばれた幸せな家族生活をおくっていきたいと思っています。
合計特殊出生率が1.29と言われる中、こうして子どもたちに恵まれていることを幸せに感じます。
ようやく今年の5月に29になったばかりですが、世の中のこと、社会のことを考えると自分たちの世代にできることも限られています。
一生の中でできること、社会に対して何ができるかを考えると、次の世代をしっかりと育てていくことの重要性を感じます。
自分たちの世代だけで、すべてが解決というのではなく、次の世代への連続性の中での、大きな流れを創ることも役割の一つではないでしょうか。
また、一方で、自分より若い世代の方々に対して、恥ずかしくない役割を担っていかなければなりません。
「今、自分にできること。」このことを念頭に置きながら、日々、その時々にできることを、公私の区別することなく、精一杯生きることで、高橋亮平の生き様を示して行きたいと思います。
|
6月22日(水)
今日も引き続き一般質問が行われました。
議会後、今回改選となった委員会の懇親会が行われました。
もちろん実費は、参加者の個人負担ですから、今、ワイドショーを賑わしているような税金の無駄使いはありませんのでご心配なく。
今年度から民生経済委員会の所属となり、今日は関連する部長・次長・課長はじめ、職員の方々と色々話をしてきました。
保守系の同僚議員さんも含め、普段あまり話す機会のない方々とも、市川市や地方自治体、地方議会のあり方など、具体的な政策の話やビジョンなど様々な話をする機会がもてたことは、本当に有意義でした。
よく、地方議会でも「与党」「野党」といった言葉を聴きますが、地方議会の場合、国政のような対立構造を作ることより、行政に対して、是々非々の立場からしっかりとチェックをすることが大事であり、保守系だからと関わりを避けるのではなく、共に何をすべきかを考えることの重要性を感じるのです。
行政側に対しても、もちろん議場では、誉める事より、問題定義や論点整理、指摘ということが重要になりますが、本質的に「市川市民の皆さまをどうすれば幸せにできるか」という想いは同じです。
こうした機会も増やしながら、日頃から職員の方々とも積極的に意見交換を行い、私の持つアイデアやビジョン、具体的な政策についても、現状の中で活用できそうなものは、どんどん提供していきたいと思っています。
最近メディアにも露出している「市川の1%条例」も元はと言えば、私の議会の一般質問から始まりました。
実施計画である総合計画を3ヵ年のアクションプランにすることも私の提案が採用されました。
ただ、私たちが目指すべき結論は、誰が提案したことかではなく、「市民のみなさんにとって良い状況」を作り出せるかという結果です。
自分が実行できることは自分で行いますが、行政や、他の議員、市民のみなさま、NPOなど、様々な人たちの協力を頂きながら、より実行できる手段を使いながら、少しでも変えていければと思い、日々活動しています。
|
6月23日(木)
今日は、徹夜のまま議会に挑みました。
ここのところ、本当に慌しく、睡眠時間がほとんどない中、頑張っています。
議会終了後は、民主党千葉県第5区総支部の会議が開かれ、参加してきました。
基本的には、前回のMTGで決定し、今回はそれを役員全員にはかる場だったのですが、全会一致での可決となりました。
個人的には、色んな想いが交錯しますが、社会的な役割や時期、タイミングを考えながらの結論でした。
組織にいることの大変さもありますが、これで、総支部の結論が出ましたので、この結果に従って活動して行こうと思います。
また、来月7月29日に岡田克也民主党代表が、市川に入ることになりました。
箱ものでの講演会にするか、駅頭での街頭演説会にするかはまだ未定ですが、ぜひ皆さまにもお集まり頂ければと思います。
また、詳しく決まりましたらこのページでもご案内致します。
|
6月24日(金)
今日は、いよいよ6月議会の最終日。
私、高橋亮平も一般質問で登壇しました。
今回は、「これからの市川の方向性について」ということで、「(1)特区制度などの活用も視野に入れて、政令市や中核市を目指すことについて」「(2)さまざまな政策における地域区分の一元化について」「(3)パイロットモデルをつくるなど先進的な教育行政を行うことについて」の3点で質問しました。
基本的には地方分権あの流れの中で、どういう自治体を作っていくのか、自律と独立を果たすためには、財政面も含めた運営主体を作ることが必要であり、また、そのためには、第3の分権と言われる市民の皆さま個人個人までの分権を含めた市民参画の整備が必要です。
また、今後、自治体ごとの競争も激化することが予想される中で、各自治体は、どうブランド化していくかが重要になってきます。
その一つの方向性として、文教都市と言われてきた市川の教育をさらにモデル化させるという方法を考えるのです。
市川を政令指定都市を目指すという発想は、これまでもする方がいました。
先日も船橋市長がマスコミの取材に対し、市川・船橋・松戸・浦安・鎌ヶ谷・習志野・八千代で政令指定都市を目指すのはどうかといった趣旨で答え、新聞各紙で取り上げられました。
とくに財政面で考えた場合、地方分権に備えるためには現行法下では、政令化することには、大きな可能性があります。
赤字団体となった千葉県の財政状況と、市川市民の皆さまが高額県民税納税者であることを考えると、県民税が一部とはいえ、そのまま政令市で使えるメリットは大きいと思います。
また、政令市になると行政区をおくことができます。
市川で言えば、「大柏区」「中央区」「行徳区」といったような感じで、3つか4つの区に分かれることになるでしょう。
合併というと、アイデンティティが失われるような印象がありますが、より小さなコミュニティが行政単位になることを考えると、政治や行政はむしろ身近になるかもしれません。
ただ、市名の変更などのリスクを考えると愛着とこだわりもあるので、簡単には同意できません。
今回の質問は、さらに新しい提案で、合併することなく、市川市単独で政令市になれないかという提案でした。
身近だと千葉市が政令指定都市になった際は、100万人都市になることが条件と言われていましたがこうした政令市に対するハードルも規制緩和の流れの中では、どんどん緩和され、50万人以上の人口がある都市については、100万kuの面積用件がなくなりました。
つまり、法律上では50万人の人口さえあれば政令市になれるのです。
現状46万人の市川市の人口は現在も月1,000人程度増えています。
50万人を目指すということで、認定してもらう可能性や、特区制度の活用によって、目指すことはできないかの提案でした。
市川市は、財政的にも人口規模でも一般市としては、しっかりとした大都市です。
最近、政令市になった静岡市などと比較しても、十分に政令市としてもやっていけるのではないかと思うのです。
また、特区申請する際には、政令市特区という申請だけではなく、政令市になることで権限移譲や財源移譲になる項目ごとに申請してはどうかと思っています。
例えば、教育分野などでは、すでに特区認定されている市もあり、権限が委譲されることで得る可能性は大きいものがあると思います。
行政側が申請に対して後ろ向きであるのなら、個人での申請も検討してみようかと思っています。
長くなってしまったので、「地域区分」と「教育」についての話は、またにすることにします。
|
6月25日(土)
昨日で、議会が終わり、ゆっくりできるかと思いきや、今日も公私に忙しい一日でした。
昨日の日記に書ききれなかった一般質問の内容のうち、教育について記しておきます。
今回、この教育について、取り上げたのには、いくつかの思いがありました。
高校時代から子どもの権利に関する活動を行ってきたことや、大学在籍中も教育関係のゼミにも参加し、卒業後も私立の中高で教壇に立つなど、もともと、教育というのはもっとも関心のある分野であり、これまでも子育てや子ども、教育に関する質問は何度か行ってきました。
また、少子高齢社会がより一層進むこと事が予想される中で、このことをどうやって解決していくのかを考えていかなければいけません。
高齢化というとどうしても高齢者に対しての福祉ばかりがクローズアップされますが、私は、高齢者福祉の向上ばかりが、必ずしも高齢者の皆さまのためにならないのではないかとも思っています。
と言うのは、例えば、市川市が高齢者福祉により一層力を入れて、「市川は高齢者福祉の先進市」と言われるようになったとします。
すると、必然として、より充実した福祉を求める高齢者の皆さんが、市川市に移り住むようになるのではないかと思うのです。
市川が「福祉のまち」としてブランド化されることや、選んで市川に住みたいという人たちが増えるということは、本当に望むところです。
しかし、高齢者の皆さんの数だけがどんどん増えていってしまった場合、その福祉レベルを維持するためには、さらに財政負担は大きくなってしまいます。
その結果、福祉以外の行政サービスが低下するか、福祉の水準を下げるかという選択を余儀なくされます。
こう考えると、必ずしも高齢者福祉を充実させることが、高齢者の皆さまのためにならない可能性もあるのではないかと思うのです。
むしろ、高齢化対策を考えると、就労人口を増やし、高齢者の皆さまを支えられる人口構造にすることの方が必要なのではないかと思うのです。
今後、高齢化がさらに進めば、都市部の限られた就労層のパイと合戦になっていくのではないかと予想しています。
そういった状況になる前に、いち早くどうやって就労人口を増やしていくのかを戦略として考えていかなければと思うのです。
恵まれたことに、市川は、文教都市として理解されてきました。
こうした市川の良さをさらに伸ばし、とくに教育などに特化し、ブランド化することで、子育て世代を市川に呼び込むことはできないかと思うのです。
教育について書くつもりでしたが、前段の話が長くなってしまいました。
中身については、明日書くことにします。
|
6月26日(日)
昨日書ききれなかった教育について書いておきます。
昨日も書いたように、これからの市川のあり方として、その中心の一つに教育や子育てを置けないかと思っています。
市川も、学校図書館員制度やカウンセラーの全校配置など、全国のモデル的な事業も行っており、地域を巻き込んだ教育を行おうとしてるなど、進んでいる政策がいくつもあることは、ご紹介しておきます。
しかし、こうした市川の施策を一体どれくらいの方々が理解しているかというと、子どもが市川の小学校に入ってみて初めてこの制度は良いなと思うことはあっても、「子育てをするなら市川に移り住もう」とか、「家を探している際に子育て環境から市川に」という状況にはまだまだないように思うのです。
昨日上げたような状況を創るためには、全国の中でも飛びぬけた教育立市を目指すべきだと思っています。
市川市の教育を取り巻く状況を見ると、確かに様々な施策を行ってはいるのですが、全体としての方向性が感じられない部分があったり、具体的な事務事業を見ても詰め切れていないものがあったりする気がします。
良い悪いは別として、市長部局が先進的な政策を打っているのに対して、どうも対応が遅いように思うのです。
教育分野においてはとくに、必ずしも時代の変化に対応することが正しいとは言えない部分もあります。
教育のもと「本質」を見失うことなく対応していくことが大切だとは思っています。
しかし、一方で、社会的には学力低下が指摘され、とくに都市部では私立志向が強くなってきたとも言われています。
こうした状況の中では、公立校の抜本的な改革が必要なのではないかと思うのです。
全国では、すでに民間人の校長への登用などが行われるようになってきました。
杉並区長がたとえ話として、「鯵ばかりを生簀に泳がせておくと不味くなる。鯵と共に鰻を泳がせることで、鯵が美味しくなる。」と言ったと聞きました。
民間人校長の登用によってその学校が良くなるということ以上に、そのことが波及効果を生むのではないかと思うのです。
閉鎖的な教育の世界にこそ、こうした民間の人材や考えを取り入れることが重要だと思うのです。
また、トップダウンによる中央集権の体質は、教育分野においても現状に合わなくなっているように思います。
日々、子どもたちと向き合いながら、また前線で地域と協力しながら活躍している現場の声をしっかり繁栄できるようにしていくべきだと考えます。
公教育のあり方も、必ずしも同じ教育をどこでも行うことがいいとは思いません。
子どもたちが学校を選ぶ際に、機会の平等を確保することは必要ですが、最低限の教育の確保さえできていれば、あとは、現場の判断などを活用しながら、工夫を凝らしながら個性ある学校づくりを行っていくべきではないかと思うのです。
以前、杉並の和田中学校を視察しました。
民間から校長になった藤原さんとお話をする中で、民間で経営者が変わって経営を立て直すためには、人事と予算編成によって行う。
「学校長には、人事権も予算権もない!」という話をしていました。
こうした状況を変えることで、学校ごとが工夫し、良い意味で私立とも戦える個性ある学校を創っていけないかと思うのです。
先日、研修で横浜市の教育長の話を聞きました。
例えば、横浜市では、民間人校長の登用の他に、教員版「FA制」を導入していると言います。
FAを宣言した教員を校長が引っ張ってくるというこの制度は、特色ある学校づくりを行う上での人事に有効だと思います。
他にも先進市には、この指とまれ制度などをつくり、逆に校長の学校づくりのビジョンに対して教員が移動願いを出すという制度もあると聞いています。
こうした工夫をすれば、人事権を現場主導にすることができます。
予算についての例だと、ドイツでは、50・50ルールという制度を作っているそうです。
環境教育の一環として学校の消費エネルギーを把握し、削減して行こうとものなのですが、日本のいわゆる「省エネ」のと異なり、消費電力などの削減によってコストダウンした場合、その削減した額の半分は、行政に戻すが、残りの半分は、学校側の独自財源として活用できるという制度だそうです。
この制度で、ドイツでは、環境教育が広がったと聞きますが、それ以上に、努力した学校ごとにインセンティブを与えること、またその予算を活用して学校が創意工夫を行って特色ある学校になっていくという構造に魅力を感じました。
先進市の中には、すでに学校運営のレベルまで地域を組み込んでいるところがあります。
ドイツには、学校会議というものが学校運営を行っています。
その中には、学校側、教員はもちろん、親、地域の他に、生徒たちも含まれているといいます。
こういった学校運営の必要性については、私は、高校時代からうったえてきました。 ようやくそれに日本の先進市が追いついてきたと嬉しく思っています。
こうした地域との協力は、形式だけでは意味がありません。
実効性がある、運営券まで持った存在であることに意味があると思ってます。
アメリカには、チャータースクールという保護者や生徒など当事者が受けたい教育を行う公立校を作るシステムがあります。
教育の多様化と、熱意と意識の高い教育現場。
確かに、現行法制化の中では、まだまだ出来ないことが沢山です。
しかし、現状で何ができるかは大切ですが、少なくとも問題が起きたら事後事後で対応というのではなく、どういう教育をするのか、どういう子どもたちを育てて行きたいのか、教育にこそビジョンの必要性を感じるのです。
全国には、特区制度などを活用して、様々な実践がなされています。
教育にこそこういう制度が活用されている中で、文教都市と言われながら、どうもフットワークが弱いように思います。
現状の教育委員会を批判したいということではなく、一市川市民として、もっと教育に力を注いで欲しいと先進市の事例などを挙げながら質問しました。
|
6月27日(月)
今日は、都議選の手伝いで武蔵野市に行ってきました。
今回の選挙は、友人や知人が多く出ていることもあり、また、さらに友人たちがあちこちの選対で中心的な役割を担っているので、この間、電話があちこちの選対から引っ切り無しでかかってきます。
今日は、そんな中でも、学生時代からNPO法人Rightsの立ち上げの頃から一緒に活動している同い年の友人が、候補者の喉もつぶれ、弁士もいない、助けろ!と、しきりにラブコールを送ってきたのと、いつもお世話になっている菅直人さんの地元だと言うこともあって、お手伝いしてきました。
武蔵野市は、1議席を自民党現職と民主党新人が争う構図。
民主党は、34歳、松下政経塾出身の松下玲子さんを公認して戦っています。
松下さんとは、初めてお会いしましたが、松下政経塾の中ではリベラルな方だと聞いての応援でした。
難しい選挙区ではありますが、何と言っても菅直人前代表のお膝元。
負ける訳には行きません。
今日は、京都選出で民主党のマニュフェストを作った一人である福山哲郎参議院議員と川端民主党幹事長が応援に入り、街宣に駅頭にと遊説してきました。
半日の応援でしたが、福山さんや福山さんの秘書の方と一緒の行動が多く、福山さんが、私たちの世代のことを「政界の松坂世代だと思ってる」と言っていたことが印象的でした。
都議選は、これまでも衆議院選挙の前段戦として、次の衆議院選挙の傾向を示してきました。
それだけに全国中が注目している選挙です。
民主党としては、大げさな話ではなく、この選挙で過半数を確保し、しっかりと政権交代へとつなげて行きたいものです。
今後も時間を作りながら選対に手伝いに入ろうと思います。
|
6月28日(火)
連日長い日記になって書き残している最期の一個の質問内容である地域区分についてです。
今回の一般質問の中で、一番質問したかったのが、実はこの話題でした。
2004年の2月の一般質問でも地域自治組織については、質問をしているのですが、市民の皆さまの政治や行政への参画、とくに意思決定に対する参画を考えた場合、自治基本条例のような制度整備はもちろんですが、どうやって市民の皆さまに市の状況や重要施策の論点を伝えるか、逆に市民・住民の皆さまの意見をどう集めて、どう反映するかを考えると、現状ではまだまだ不整備です。
地方分権が騒がれる中で、国から地方へは、もちろんですが、地方から市民への第3の分権も同時に言われてきています。
また、様々な施策分野においても、地域との連携が重要になってきています。
とくに地域福祉の問題や、教育分野における学校と地域との連携などがそうですが、この他にも地域防災や、最近では安全や安心についても地域での対応が重要です。
こうした地域での対応に対して、一定の大きさのコミュニティを形成し、そのコミュニティで対応すべきではないかというのが、私の意見です。
市川では、小学校については小学校区、中学校については中学校区、自治会は自治会区分、都市計画は都市計画区分など、施策ごとに様々な地域区分があります。
もちろん施策には施策にあった地域区分があることは分かります。
しかし、こうした地域区分の多くは、あくまで行政側からの利便性での区分であり、必ずしもコミュニティ本位の区分ではありません。
地域区分には、大きく分けて、計画ブロックとコミュニティーブロックの2つの考え方があります。
施策への地域の協力が不可欠な現状から考えれば、少なくとも計画ブロックをコミュニティブロックに移行していくべきだと思います。
例えば、現状、地域福祉はあるブロックで、学校はまた違ったブロック、子ども会などはまた違ったブロックといったように、子どもに関わることもいくつものブロックに分かれています。
結果、福祉分野と教育分野それぞれが、地域の協力を得ているのに、その協力者の共有などは全くできていません。
また、当然、その分野に興味のない人には、情報が伝わっていないのが現状です。
すでに各施策ごとに協力している地域の方々がおり、そういう方々からすれば、これまでの積み上げてきたものもあるでしょうし、変えられてもと思うかもしれません。
しかし、仮に地域区分を統合することができれば、すべての施策に対して、一つのコミュニティで対応することができるようになります。
「オラが村」ではありませんが、地元の地域のコミュニティに帰属意識を持って、福祉・教育・環境・子育て・防災・安全・まちづくり・・・様々な問題に対して、常にその単位で対応できるようになります。
当然、それぞれの施策と地域との関係性にも連携が取れるようになるし、包括的な状況を受けての判断ができます。
人材のネットワークも共有できるのはもちろん、幅広い方々の意見や協力も得られるようになるのではないかと思うのです。
先進市の神奈川県大和市では、市民自治区という考え方を取り入れ、地域内分権を推進しようとしています。
市内をいくつかの自治区に分けて、各自地区ごとに独自の事業を展開したり、将来的には、市から財源と権限を移譲使用というものだと言います。
このアイデアは、NPOなど盛んになるテーマ型コミュニティを横軸とすると、衰退しつつあるエリア型コミュニティという横軸の補完の存在になるという。
今後の市民参画や市民レベルまでの分権が進む中で、非常に大きな可能性を持ったシステムだと思います。
今回は、少なくとも、すぐに変更はできなくとも、将来的に地域区分の一元化を目指せないかという質問に留まりましたが、今後さらに研究しながら市川での実践につなげていきたいと思います。
|
6月29日(水)
今日は、夕方5時から市内の教育会館で記者会見を行いました。
今年11月に予定されている市川市長選に向けての民主党の方向性を公に示す初めての機会となりました。
民主党からは、私の他に5区の村越支部長、小岩井幹事長、6区の生方支部長、そして、今回、民主党が推薦することが決まった千葉現市長が参加しました。
先日16日の議会一般質問初日に、議会で出馬表明を行った千葉現市長に対して、民主党は、この間、とくに5区総支部の中で、千葉市政4年間(8年間)の評価・検証を行いました。
個人的には、行政の基本である財政に対するこれまでの経緯と現状、今後の方向性に対する評価、とくに総合計画など中期的な実施計画の制度とアウトカムの達成度と進行状況、先進的な政策など市川のブランド化の成果など、様々な資料を用意して検証すべきだと主張しました。
支持体質が自民党よりだとか、庁内でのやり方が独断的だという批判をする人もいますが、そんなことは市民の皆さんにとっては、あまり関係のないことだと思います。
市民の皆さんにとって、誰が市長になって、どういう政策を行うことで、実際にどう市民生活がより良くなるかが重要なのではないかと思うのです。
そういう意味では、もう少し検証したい部分もありました。
個人的には、民主党として、市川ではどういう政策を行うべきと考えるのかをしっかりとマニュフェストを作成し、市民の皆さんに提示した上で、それに賛同する候補者を推薦すべきではないかとも提案しました。
実践できた部分とできなかった部分がありますが、今回の経緯の中で、個人的には、それなりに検証できました。
千葉市長選挙でマニュフェストの作成に関わった経験を生かしながら、まだまだ試作段階ですが、市川をこうして行きたいというものも考えました。
こうした考え方は、まだまだ主流ではないことを確認できたのもまた収穫でした。
結果的に見れば、好き嫌いということでなく客観的に見て、千葉市政4年間は、評価すべき点も多いと思います。
個人的には、市川らしさをより磨いてもらいたかったり、教育分野をはじめ子育てに対してもう少し重点を置いてもらいたいという思いがあります。
行革の方向性は、共感できますが、いま一つ成果が出ていない現状を抜本的に改革してもらいたいですし、第3の分権と言われる市民レベルまでの分権を果たすべく市民参画の整備をしてもらいたいとも思います。
私自身の考え方や政策との違いを上げたらキリがありませんが、そういった部分は、今後の市長との関係性の中で、色々と提案していこうと思います。
何にせよ、今回こうして、千葉さんの推薦という形になりましたが、少なくとも政治姿勢だけで、対抗馬を立てたり、千葉さん以上でない候補者を応援することにならなかった点では良かったと思います。
今後、自民、公明など他政党がどう動くか分かりません。
市民の皆さまにとっては、民主党単独候補という方が、分かり易かったかもしれませんが、選挙の分かりやすさではなく、市民の皆さんの4年間のメリットを考えた結果だと思って下さい。
議員になって2年。
これまでも「市民1%条例」はじめ、実施計画の3年化など私の提案は、千葉市政に反映されてきました。
最近では、子どもの権利条例の制定も次世代育成計画に提示されました。
今後も様々な提案と、また、議会の存在意義であるチェック機能をしっかりと果たしていこう思っていますので、皆さま変わらずご支持下さい。
予断ですが、この間、保守系の議員の方々からずいぶん「高橋くん市長選出るんだって」と聞かれました。
どなたが言い始めたことか分かりませんが、こうした噂が立つことは、個人的にはありがたい事だと思っています。
そういうチャンスがあれば、すぐに全国の最先端のレベルで行先運営ができる。そんな政治家に成長していきたいと思っています。
|
6月30日(木)
今日は、このページも含め、溜まった事務作業を一日中こなしていました。
最近、外に出る仕事が多く、事務作業を行う時間すらないような状況です。
しかし一方で、ふと、今自分のやっている仕事がどんなに行政職員や同僚議員はじめ業界人に評価されても、市民の皆さまに理解されないことには、その意味も半減するのではないかと思うことがあります。
仕事が多忙のため、朝遊説や市政報告、ペーパーベースの活動報告の発行も滞っている現状があります。
少なくともネット上だけでもしっかりと皆さまから顔が見える状況にしていかなければと思うのです。
実質、活動報告だけのこのページも、全面改訂を含む抜本的改革を考えています。
また、勉強会や、懇親会みたいなものも定期的にやって行きたいと思っています。
協力して下さる方がいらっしゃいましたら、是非ご一緒にできればと思います。
また、このページも面白くしていきますので、是非、周りの方々にもご紹介下さい。 指摘、アイデアも募集しています。
今後ともよろしくお願いします。
今日は、夕方、先日も紹介した地域の防犯パトロールを実施しました。
今日も10人もの方が参加して下さいました。
パトロール中にも声をかけて頂いたり、子どもたちに声をかけたりする機会もあり、防犯だけではなく、地域コミュニティの活性にもつながっているのではないかと思ったりもしています。
短期的にはあまり成果の見えるものではありませんが、こうした活動を積み重ねていくことは、想像以上に大きな意味があるのではないかと思っています。
|